クロスステッチは、糸を「×(クロス)」の形に交差させて刺していく、歴史ある刺繍技法です。専用の布にあるマス目を塗りつぶすように刺していくため、初心者でも図案通りに美しく仕上げやすいのが特徴です。
1. クロスステッチの魅力
- シンプル: 基本は「×」を繰り返すだけなので、特別な技術がなくても始められます。
- 図案が写しやすい: マス目を数えながら刺す「カウンテッド・クロスステッチ」が一般的で、布に直接絵を描く必要がありません。
- 達成感: 小さなワンポイントから、まるで絵画のような大作まで幅広く楽しめます。
2. 準備するもの
- 布: マス目がはっきりした「ジャバクロス」などの専用布(14カウント程度が扱いやすいです)。
- 糸: DMCの25番刺繍糸が一般的です。
- 針: 布の穴に通しやすいよう、先が丸くなった「クロスステッチ専用針」を使います。
- その他: 刺繍枠(布を張るため)、糸切りハサミ、図案。
3. 基本の進め方
- 中心から刺し始める: 布と図案のそれぞれを中心で合わせることで、余白を均等に保てます。
- 糸の方向を揃える: 下になる斜め線(/)と、上になる斜め線(\)の向きを常に一定に揃えるのが、綺麗に仕上げるコツです。
- 玉結びはしない: 裏側にポコッとした結び目を作らないよう、刺し始めの糸端は後から重ねるステッチで押さえ込むのが一般的です。